◆第72回全日本バレーボール高校選手権 第2日 ▽女子2回戦 広島桜が丘2―0秋田北(6日・東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)
男女2回戦が行われ、女子の秋田北(秋田)は広島桜が丘にストレート負けを喫した。前日5日に挙げた春高初白星に続く連勝を狙ったが、相手の強固な守備陣を崩しきれなかった。
U―18日本代表でエースの野中瑠衣(3年)も相手の厳しいマークを受けて本領を発揮できず、「自分がもっと決めきれていたら試合展開も変わっていたのかなと思う。エースとしてキャプテンとして、もっとみんなを勝たせることができたんじゃないかと思うと悔しいです」。普段はキュートな笑顔が光る18歳の目からは大粒の涙が流れた。
学校創立119年の県内有数の進学校。テスト期間1週間前になると練習も制限され、勉強にも打ち込んだ。夏の全国高校総体以降はスタメン2人の3年生が受験勉強に集中するために引退。部員も13人のため試合形式の練習やボール拾いも人が足りないといった厳しい環境だったが、根負けせずに後輩たちを全国の舞台に連れてきた。試合中も円陣を組んでは何度も声をかけて最後までチームを鼓舞し続けた主将は「春高で取った1勝と負けた経験を無駄にしないで、次はもう一つ勝てるように頑張ってほしい」と後輩たちへエールを送った。
野中自身は4月から社会人の名門、日立リヴァーレでプレーを続ける。「これからはもっと厳しい世界になると思う。埋もれて終わらないように自分の目標に向かって厳しく頑張ってきたい。今のままでは(日本代表には)いけない。他の選手のプレーも見て、何年かかってでも自分のプレースタイルをつくって、いずれはそこに行けるように、自分らしく頑張っていきたい」と将来の日本代表トップチーム入りを見据えた。元日本代表エースの木村沙織に憧れを抱く金の卵が、次のステージで輝きを放つ。
報知新聞社
【春高バレー】秋田女子・秋田北、U18日本代表のエース野中は涙「自分がもっと決めきれていたら…」卒業後は社会人・日立へ
バレーボールニュース引用元:スポーツ報知

