11月23日に川崎市とどろきアリーナ(神奈川県)で行われたV1リーグ女子レギュラーラウンド交流戦の記者会見コメントをお届けする。
第1試合 NEC 3(25-22、23-25、25-11、25-21)1 JT
第2試合 デンソー 3(25-22、25-19、25-11)0 KUROBE
島村春世、柳田光綺(NEC)●島村春世選手
連敗していましたので今日の一戦はとにかく勝ちたいという思いでした。自分は後からのスタートだったんですけど、それまで流れを作ってくれたみんなの頑張りが大きかったです。今、自分の中では勝って良かったっていうその一言だけが残ってしまっていて。試合の内容がポツポツしか頭に浮かんでこないんですけど…本当に今日勝って良かったなって。結果を明日につなげていきたいなと思います。●柳田光綺選手
JTさんとの交流戦はこの1戦のみ。相手の対策をいかにすみやかにできるか。スタッフと選手で綿密に準備をしてきた部分です。ブロックディフェンスやサーブが機能して勝利につながったと思います。私自身も今シーズン初のスタメンでした。パスヒッターとしてポジションも違う中でのスタート。緊張感もあったんですけど、今日試合前の練習のペアがちょうど島村さん。気分が楽になって試合に入ることができました。試合に臨むチームメイト同士のコミュニケーションがすごく良かったです。――島村選手に。「勝ったことが嬉しかった」とのことですが、島村選手ほどのキャリアがあってそこまで喜ばれるのはなぜなのでしょうか?
島村:なかなか試合に出ることができていなくて。コンディションの面もあるし、別の若いミドルもすごく頑張っていてくれていましたから。試合に出れたことがただ単純に嬉しかった、その気持ちが強かったです。本当に久々に出たな、っていう。いいプレーもできたと思います。昨シーズンから考えても今日ほどキレのある動き、攻撃っていうのはなかったなと思うので。今日だけじゃなくてこれを続けていく、ベースとして出来るようにやっていきたいなと思います。
――特にどのプレーが良かったと思いますか?
島村:攻撃のところで得点に絡むことができていました。あと、直接のプレーではないんですけど相手にプレッシャーをかける声であったりとか。相手に対して声で対抗するというのは自分の役目の一つでもあるので。
――それは相手のセッターに?
島村:セッターもそうですけど、相手の攻撃陣に、ですね。個人がブロックでシャットすることも大事ですけれども、プレッシャーをかけ続けるとか、数字には出てこない部分も大切ですし、良かったと思います。
――チームとしては、やはりブロック組織が目を引きました。
島村:練習の成果かな。準備してきたものが出せて良かったです。
――柳田選手に。今日が今季初スタメンというのは意外でした。頭から起用されたのはどういう理由だと思いますか?
柳田:まずはオフェンスですね。ちょっと崩れていてもハイセットで自分のところに持っていけば(なんとかする)というところを期待してもらっているのかな、と。決定打があるというのも自分の持ち味ですし、人とちょっと違うリズムで打つこともまた持ち味です。サーブも直接ポイントにはならなかったんですけど、終始ブレイクを取れていたなと思います。
――3セット目にフェイクトス、アタック動作に入りつつ打たずにトスを出すプレーがありました。あれは身体が反射的に動いた感じでしょうか。
柳田:その場の判断ではあったんですけど、きちんと状況を見た必然性のあるプレーだったと思います。
――石川祐希選手がワールドカップで披露して注目を浴びていましたね。あのプレーを簡単に説明していただけますか?
柳田:(1本目、2本目とつないで)3本目を打つというのが普通のプレーだと思うんですけど、1本目にレフトに上がったときはそのまま2本目で打つことも可能ですし、ブロックがついてきたならトスに変えれば相手も振られます。相手ディフェンスも2本目でくるかもしれないと迷いが生じますね。
――実際にトスが飛んできた島村選手はどんな感じでしたか?
島村:いや、試合で初めて打ちました(笑)でも、慌てたりはしなかったですね。
――柳田選手は小柄なのにパワーヒッターです。小柄な選手はまずディフェンス、というイメージがある中で異彩を放っています。島村選手はそんな柳田選手のプレースタイルをどう見ていますか?
島村:私が柳田を解説するんですか(笑)入団当初からパワーヒッターとしていい選手だなとは感じていたんですけど、パスだとかディフェンスの面では心細いところもあって。でも最近は本当にディフェンスが安定しています。安心して任せられるので、オールラウンダーという表現が一番あっているのかな。
柳田:オールラウンダーはまさに自分が目指しているところです。オフェンスだけという評価になってはちょっと悔しいので。ディフェンスもしっかり任せてもらって、そこから強みであるオフェンスを活かせるようにしたいですね。
――柳田選手に。島村選手がコートに入ると、チームにはどのような効果がもたらされますか?
柳田:ミドルは速いボールを打ったりもするので、セッターとのタイミングがちょっとずれたら難しい部分があると思うんです。島村先輩はちょっとくらいパスがずれてもしっかり決めきることができます。柔軟さがあって、安定もある。安心を感じるというか。ここ1点という時に決めてくれますね。オフェンスの枚数を減らさずにしっかりアタックに入ってくれますし、ちょっとチームが劣勢になっても、不安にならないですむ空気感を作ってくれてますね。
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バレーボールニュース引用元:バレーボールマガジン


