引用元:サンケイスポーツ
全日本高校選手権第2日(6日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)抜群の存在感だ。今大会の女子で最長身の187センチ。中国からの留学生、共栄学園(東京第3)の付欣田(ふ・しんてん、3年)が、笑顔で春高デビューを飾った。
「最初は緊張したけど、(スパイクが)1本決まったら慣れてきた」
最高到達点は日本代表クラスの307センチを誇る。誰よりも高いところから放つ角度のあるスパイクを武器に、右から左から地面にボールをたたきつけ、岡崎学園(愛知)を圧倒した。得点を決めるたびに喜びを爆発させた付が、ストレートでの初戦突破に貢献した。
中国・大連で生まれ、小学3年時にバレーボールを始めた。「海外の文化を勉強したい」と中学3年の3月に単身で日本へ。東京・世田谷区の北沢中に入学した。言葉の壁にも動じることなく、競技をする中で覚えているという。
昨夏の全国高校総体は準優勝。東京都予選の3位決定戦では、強豪の下北沢成徳を破って3年ぶり24度目の出場を決めた。「一番いい色のメダルがほしい」。この日、中国から応援に駆け付けた両親の前で輝いた付が、チームを2005年大会以来3度目の春高女王へ導く。
