帝京三、笑う「雑草」バレーで初V 岩間主将「バレーも1番、雰囲気も1番になろう」

引用元:スポーツ報知
帝京三、笑う「雑草」バレーで初V 岩間主将「バレーも1番、雰囲気も1番になろう」

◆バレーボール高校新人山梨県大会(26日、甲斐市敷島体育館)

 上位4校総当たりによる男女決勝リーグが行われ、女子は帝京三が3戦全勝で初優勝を飾った。第1試合で今月の全日本選手権(春高バレー)に出場した増穂商にストレート勝ちすると、第2試合では日本航空に2―1で逆転勝ち。ミスの少ない堅実なプレーが光った。男子は日本航空が、全3試合をストレートで制し、15年から6連覇(14年は降雪のため中止)となった。

 強敵を連破し、帝京三が初の頂点に立った。全国大会常連の増穂商にストレート勝ちすると、元全日本女子監督の葛和伸元(のぶちか)氏(65)率いる日本航空には第1セット(S)を先取されたが、粘り強く逆転勝ち。女子バレーボール部立ち上げの約20年前から指揮を執る依田哲也監督(47)は「よく頑張ってくれた。ミスが少なかったのが良かった」と、選手たちをたたえた。

雰囲気も一番 主将のセッター・岩間響(2年)は「今年のチームは『バレーも1番、雰囲気も1番になろう』と頑張ってきたので、優勝できてうれしい」と大喜び。試合中は控えメンバーから「笑顔! 笑顔!」の声が飛び、日本航空戦は1―1の第3Sで18―22の土壇場から7点を連取した。「競っている時が一番楽しかった。『1点ずついこう』と、落ち着いて声を掛けられた」と岩間主将。日頃からコート2面の恵まれた練習環境で、「15―20」の劣勢から逆転勝ちする実戦形式などをこなしてきた成果を発揮した。

 県内では4強の常連だが、全国大会の経験は2003年の春高(当時は3月開催)、06年の総体と少ない。新人大会優勝と幸先のいいスタートで、14年ぶりの全国総体や1月開催になって初の春高出場にも期待がかかるが、依田監督は「(4月に)新入生が入ってくれば、どのチームも変わるので」と慎重だ。ただ、今年のチームは最長身が169センチの岩間らで170センチ台はおらず、JOC杯(都道府県対抗中学バレー)メンバーもいない。指揮官は「雑草のような感じですね。それぞれ強い思いを持ってバレーに取り組んでいる」と、教え子たちに“雑草魂”を感じている。

 要所で強烈なスパイクを決めたライトアタッカーの小平葵(2年)は168センチ。「身長がない分、速いトスで打ったり、サーブを練習したり工夫している。みんなで技術を高めて、春高に出て1勝でも多くしたいです」と目を輝かせた。(竹内 竜也)

報知新聞社

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