石川祐希、バレーボールできるありがたさや命の大切さ学んだ…リレーコラム

引用元:スポーツ報知
石川祐希、バレーボールできるありがたさや命の大切さ学んだ…リレーコラム

 新型コロナウイルスの影響により3月9日以降、約1か月間中断していたリーグ戦が正式に中止となり、今季が終了しました。4試合を残し、目標としていたプレーオフ出場のためには負けられない状況が続いていた中、僕自身のキャリアとしても、ここからが今季の自分の成長が試されるところだと考えていました。そのチャレンジの場がなくなってしまったこと、目標を達成できなかったことは、残念で悔しくもあり、最後まで戦いたかったという思いは否めません。

 しかし、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大をしていく中で、感染者数、死者数が多い国の一つであるイタリアの状況をかんがみれば、中止という判断は受け入れるべきだと思います。過去に経験したことのない状況の中で、バレーボールが一切できない毎日を過ごし、バレーボールができるありがたさや命の大切さ、そして、チームや社会のあり方を学ぶシーズンでもありました。なによりも、僕たち一人ひとりの命が一番大切です。ここまで一緒にプレーしてきたチームメート、スタッフ、そして地元や日本から応援してくださったファンの皆さん、サポートしてくださったスポンサーの皆さん、支えてくださったすべての方への感謝の気持ちでいっぱいです。

 日本もイタリアも、世界中の人々が困難と向き合っています。今は、自分や大切な人のことを考える時期。この状況が終息し、僕たちの健康で明るい毎日と平和な世界を取り戻すために、プロアスリートとしてできることを考えて行動していきたいと思います。そして少しでも早く、また皆さんの前でプレーができることを楽しみに、次のゴールに向かって準備を続けていきます。

 ◆石川 祐希(いしかわ・ゆうき)1995年12月11日、愛知・岡崎市生まれ。24歳。姉の影響で小4から競技を始め、愛知・星城高で2年連続高校3冠。2014年に中大入学。同年、全日本男子チームに(当時)最年少で招集された。卒業後はプロとなり、18―19年はイタリア1部シエナに在籍、19―20年は同パドバでプレー。192センチ。

報知新聞社

タイトルとURLをコピーしました