静岡男子、5年連続決勝T進出 岩手に大逆転勝ち、吉岡主将「優勝につなげます」

引用元:スポーツ報知
静岡男子、5年連続決勝T進出 岩手に大逆転勝ち、吉岡主将「優勝につなげます」

◆報知新聞社主催 全国都道府県対抗中学バレーボール 第2日 ▽男子グループ戦14組 静岡2―0徳島 静岡2―0岩手(26日・丸善インテックアリーナ大阪ほか)

 男女の都道府県代表各48チーム(大阪は2)が16組に別れグループ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメント(T、27日~)に進んだ。県選抜男子は徳島と岩手に連続ストレート勝ち。14組1位とし、5年連続で決勝T行きを決めた。岩手戦の第2セットは途中でエースの山本蓮(可美中3年)が足をつってベンチに下がるピンチもチーム一丸で乗り越え、逆転勝ち。女子も1勝1敗、9組2位でグループ戦を突破した。

 男子が岩手に大逆転勝ちだ。主将の吉岡琉翔(庄内中3年)がフェイントを決めてマッチポイントを迎えると、最後は高橋春舞(長泉中3年)がスパイクを突き刺し25―21。メンバーがガッツポーズを繰り返すと、柞山久典監督(35)も「よく頑張ってくれた」と声を弾ませた。

 27―25で第1セットを競り勝って迎えた第2セット。いきなり6点を失った。第1セットでスパイクを決めまくった山本も、ジャンプサーブを放った際、右足がつってベンチへ。差が広がる中「第3セットで勝負か」という思いも監督の脳裏によぎったという。

 しかし選手は諦めなかった。「ここで勝てば明日につながると思った」と吉岡主将。182センチの山本の代わりにレフトに入った171センチの伴銀大(岡崎中3年)が、「身長がないので、いつも練習しているんです」と相手のブロックの指先を狙って打ち込み、ブロックアウトを誘ってポイントを重ねた。「流れを変える」と途中出場のセッター加勢田東(賤機中3年)も「空いているのが見えた」と絶妙のツーアタックを決め、連続得点で16―16に追いついた。

 波に乗ったチームは、さらにポイントを重ねこのセットを奪い、1位通過を決めた。「吉岡や伴がレシーブで頑張ってくれたおかげ」と指揮官は目を細めた。徳島戦からフル回転だった山本も「みんながボールに食らいついてくれた。仲間に感謝します」と頭を下げた。この勢いで決勝Tも勝ち進む。主将は「この勝利を優勝につなげます」と元気いっぱいだった。(里見 祐司)

 ◆女子、再逆転で3年連続決勝T進出

 ▽女子グループ戦9組 静岡2―0宮城、福井2-0静岡

 女子が粘りを見せ、勝利を呼び込んだ。宮城戦の第1セットを25―15で先取し、第2セットも大きくリード。しかし突然レシーブが乱れ、スパイクが大きく外れたことで流れを奪われ一気に逆転された。

 それでもメンバーは下を向かなかった。リベロの小池ゆうき(東益津中3年)が「落ち着いてやろう」と声をかけ、相手のスパイクを拾い続けた。センター室伏ありす(小山中3年)がブロックアウトを誘うと、レフト阿部妃呂那(ひろな、浅羽中3年)が強気に打ち続け、再逆転。最後は25―22で振り切り、「よく踏ん張った」と袴田剛監督(35)は選手を褒めた。

 続く福井戦は敗れたものの、3年連続での決勝T進出。正確なトスとサーブで攻撃を支えたセッター奥村真三(三ケ日中3年)は「自分たちらしいコンビバレーで粘り強く戦いたい」と前を向いた。

報知新聞社

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