山本智大、北海道初のリベロ五輪代表で「メダルを実現」

引用元:スポーツ報知
山本智大、北海道初のリベロ五輪代表で「メダルを実現」

 バレーボール男子日本代表のリベロ山本智大(ともひろ、25)=堺ブレイザーズ、とわの森三愛高出=が、東京五輪代表入りに燃えている。昨春、日本代表に初招集され一気に頭角を現した山本が、北海道出身の男子バレーボール選手としては92年バルセロナ大会のセッター成田貴志(当時・富士フイルム、東海大四高出=現・東海大札幌)以来、28年ぶりとなる五輪代表へ熱い思いを語った。

 ―2019年は日本代表に初選出され、3位となった9月のアジア選手権(イラン)、10月に自国開催され4位になったW杯で共に大活躍、日本の正リベロをアピールしました。

 「アジア選手権で『ベストリベロ』に選ばれ、W杯でもメダルにあと一歩に迫り、自信がつきました。東京五輪代表となり、メダルを狙いたいという気持ちも強くなりました」

 ―恵庭中3年夏に道中学選抜に選ばれ、選抜監督だった父・忠文さんの助言でアタッカーからリベロに転向したそうですね。

 「恵庭中でも監督だった父からパス、レシーブなど基本を教え込まれた。転向も僕の身長(171センチ)から、将来を考え助言してくれた。そのおかげで、今の自分があると感謝しています」

 ―とわの森三愛高3年時には全国高校総体で8強。日体大では元日本代表リベロの山本健之監督(当時)の指導で成長。リベロの役目をどう感じていますか

 「いかにボールをコートに落とさずセッターにつなぎ、いい状態でアタッカーの攻撃を引き出すか。後ろからの声かけで雰囲気作りをするなど、リズムが重要なバレーで、一番大事なポジションと自負しています」

 ―今後の課題は

 「世界最速の130キロ級サーブに対応できるレセプション(サーブレシーブ)を磨きたいです」

 ―北海道出身のバレーボール五輪代表は、女子は2004年アテネの吉原知子(妹背牛商高出)らが最後。男子は92年バルセロナの成田以来、代表が出ていません。

 「北海道から初のリベロ五輪代表となり、後輩、こどもたちに夢を与えたい。『過去より今』を胸に刻み日々成長、五輪代表入りし、メダルを実現したいです」

 ◆山本 智大(やまもと・ともひろ) 1994年11月5日、江別市生まれ。25歳。バレーは小学1年から。とわの森三愛高では1、3年で春高バレーに出場。日体大を経てFC東京入り。社会人1年目の17年ユニバーシアード大会で銅メダル。18年に堺に移籍。家族は両親と兄。171センチ、69キロ。血液型B。目標の選手はフランス代表リベロのグレベニコフ。

 ◆過去のバレーボール北海道勢五輪メダリスト

 男子は森田淳悟(北見出身)が68年メキシコ銀、72年ミュンヘン金。女子は松田紀子(釧路出身)が76年モントリオール金。

報知新聞社

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